2009年1月5日月曜日

One Chip Arduino

フツーの部品を使って「ワンチップarduino」を作って見た。

  • ATmega88 のDIPパッケージの上にLilyPad arduinoの回路を実装した。D13のLEDもある。 さすがにICSPピンヘッダを置くスペースは無いので載せていない。製作費は500円未満だ。
  • タクトスイッチだけ瞬間接着剤でDIPパッケージに接着している。他の部品はリード線をATmega88チップのピンにはんだ付けして保持している。
  • ブートローダは bird.dip.jpさんのATmega88用ソースをクロック8MHzでリビルドした。ブートローダはブレッドボードに差して書き込む。
  • スケッチの書込みは秋月のUSBシリアル変換モジュールを利用する。 変換モジュールを載せてTXD,RXD,DTR,+5V,GNDを引き出す簡単な基板も作成した。

紹介ビデオ

LCDとRTCをつないで液晶時計を作ってみた。ブレッドボードにはまだ余裕がある。

Arduino Diecimila に載せた One Chip Arduino

最初は冗談で作ったワンチップarduinoだが実装面積が小さくてブレッドボードで使うのに重宝している。 エポキシ樹脂でモールドすればカッコ良くなると思う。
ATmega168を使って16Mhzセラミックレゾネータを載せればワンチップarduino diecimila(USB-Serial無し)も作成可能だ。ブートローダやArduino-IDEをあれこれ改変編集する必要も無いので,One Chip Arduinoの製作を試みる(酔狂な)人にはこちらの方をお勧めする。

実は…ワンチップArduinoより,並行して作った秋月USBシリアル変換モジュールを載せる基板の方が便利だったりする。 CTS,DSR,DCD,RIの制御線も引っ張り出しているので FTDI BitBang AVRライタにもなる。だが,O'Baka Project なのに便利なモノを作ってどうする>自分


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